Happy Valentine♥
バレンタイン企画♡MOOさんの詩で絵本を作ろう!!
絵本ができるまで。
部員のMOOさんの詩「じかん」に感動し、みんなで絵本にしたら、とっても思い出になるんじゃないかと発案した企画です。
そこで、参加部員さんを募集したところ、なんと8名の方より手が上がりました。大変うれしいことです。それぞれ1ページを担当して、ひとつの作品にしようという企画がスタートしました。
ところが、それぞれにこの「じかん」という詩の深さに考えさせられるところがあり、どのように絵にして表現するか、大変悩ましい日々が始まったのです。
ある部員さんから、期日が間に合わないかもしれない、当初バレンタインデーの企画としていましたので、2/14に間に合わないかもという懸念です。
またある部員さんからは、参加したいけど、描けないかもしれない。。。
それでも、とりあえず取り組んでみましょう、後は私がいるから大丈夫、と。
そうは言ったものの、発案者である私(TOMO)が一番描けないかもしれない。なぜなら、当時、絵のスランプに陥っていたからです。
そんな其々の不安の中、絵本企画はスタートしました。
ここから、バレンタインデー前日まで、相談の日々が始まりました。
星のモチーフの形は全体として絵の統一をした方がいいのではないか?横向きなのか?縦向きなのか?文字はどのように入れるのか?など。
日が迫るにつれ、より具体的な作品の相談を受けるようになり、イメージがあるんだけど、詩の解釈と合ってるか下絵を見てほしいや、下案があるからどっちがいい?など。その中で、どちらも捨てきれない良い作品ともお出会いさせていただき、両方使いましょう、と急遽決まったり、また企画が持ち上がって以来、ぷっつりと制作のお悩みが途切れてしまった部員さんもおられ、どうですか?とお声がけを行いました。
しかし、相談をお受けしながら、私はというと、まったく案すらもない状況で、いよいよ2月に突入していきました。
そうして、3名の部員(私含め)が最後の最後まで、描けない、という状況でした。
バレンタインデー前々日、前日、続々と各部員さんから完成作品が送られてきます。もはや相談を聞いている状況ではなくなってきていました。それでも、期日は気にせず、納得いくまで描き上げましょうと、自分にも言い聞かせるようにお伝えしていきました。
そんな中、1名の部員さんが辞退したいと申し出られました。私がなんとかしてあげたい、けれど、私も描けない状況が続いているのです。そこで、その部員さんと私とで、担当ページを交換することにしました。互いに描けない状況でしたが、下案を交換して描くことで乗り越えることができました。私たちは、連日明け方まで絵本の相談をしていました。
2/13深夜。奇跡が起きました。間に合わない、描けない、そんな不安を吐露していた部員たちは皆、前日までに見事な完成をして、誰一人遅れることなく、絵本画が集まったのです。
そんな集大成の動画です。ぜひ最後までご覧ください。
クレヨン部・にじいろクレパシエ部員 TOMO
作者 あとがき
部員のMOOさんの詩
「じかん」